はじまりは小さな夢でした。

きものが大好きで、きものの仕事をしているにも かかわらず、「きもののイメージは？」という私 の問いかけに、周囲の人々は、「着るのがめんどう」、「着ていくところがない」、「後始末が大変」、「高価で手が出ない」と消極的な意見ばかり。

「ならばっ」と、一生きもの好きをとおしたい私たちは、「マイナスイメージをぬぐい去ることのできる着付け教室を創ろう」と『新日本和道振興会』を立ち上げました。

私たちの考えに賛同してくださる講師や業者の方々とともに、たとえ小さな力でもみながひとつになれば大きく育っていけると信じ、今日まで活動してまいりました。

そうして、私たちはこの活動をとおし、着付けの技術を伝えることだけでなく、現代人にとっての日本文化の大切さを語り合い、素敵な女性の生き方を見いだせる場をつくっております。